みんなの幸せネットからふる With 九州つなぎ隊

うちのもう一つのNPO、ハートムは15年前からキレイキレイ作戦と称して河川敷のゴミ拾いを続けています。

始めたきっかけは、近くの川が臭い、ゴミが多く汚いということから、
水質調査を始め、それが廃油キャンドルの取組につながり、さらに継続していく仕組みとしてゴミ拾いのキレイキレイ作戦を始めました。

環境保全の取組でもありますが、今は、いつでも誰でも地域の活動に係われる仕組みとしても大きな役割を担っています。

その経験を生かして、3年前から支援してきた新富町で立ち上がった
『みんなの幸せネットからふる』に、
「まずは手軽に始めれること」ということで
昨年夏に街中ゴミ拾いを提案し、取組を始めました。
3回位は続いたのですが、自然に終わりました。

これは想定内です。
私が提案したわけで、自分たちで気付いて始めたわけではないので、続くわけがないのです。

私は続かないことを責めることもしませんし、再開をすすめることもしません。

ほおっておきます。

これも大事なプロセスなのです。
そうしたところ、今年になってこれが再開されました。
自主的に。

それがこれです。

つきいち ごみひろい

1か月のうちの、わずか2時間。
この町のために、お手伝いをしていただけませんか。

とあります。
ネーミングと活動の趣旨がきっちり合っていて、メッセージが明確です。
これが自分たちで考えて、何をしたいのかを整理した取組であることを
物語っています。

更に、うちの取組と違って、毎回場所を変えるように仕組まれています。
ここが素晴らしい!
新富町の課題や季節、きっかけづくりにつなげていこうということです。
私も3年一緒にやってきたので、変化を見てきましたが、このチラシを見た時に

おっ!分かり始めてきたかな~(^^♪

と思ったところでした。

さらに、私たちがキレイキレイ作戦を始めた頃は、高齢化や人口減少は
直面していませんでした。
しかし、今は違います。
そこで、この取組に

みんなの幸せネットからふるWith九州つなぎ隊

とあります。

総務省も関係人口を前面に出して取組を促している
社会の流れにピッタリ!!
これを自然に感じ取って取組に加えているところが、とってもいい感じです。

便利に使われている「地域づくり」と言う言葉。
しかし、いざ「地域づくりとは?」
と問われると、しどろもどろの光景はよくあります。
これに、どう答えるのか、答えられるのか、
ここにもつながるヒントにもなる取組だと思います。

みんなの幸せネットからふる 頑張れ~!

九州つなぎ隊も応援しています!!