今年初の「あじさい広場の下草刈」のお手伝い その2~宮崎市高岡町飯田地区~

皆さま、大型連休はいかがだったでしょうか。

お仕事の方もおられたかと思いますが、それぞれ事情に応じた時間を過ごされたのではないかと思います。

私はとってもいい連休になりました。

幸せや喜びをあらためて噛みしめることができたように思います。

その多くは【九州つなぎ隊】の活動にありました。

その1

宮崎市高岡町飯田地区のアジサイ公園の草刈りのお手伝いがありました。

ここの活動は地元の方々が刈り払い機で草を刈り、私たちが一株ごとに分かれて鎌で株周りや枝の間の草を刈っていきます。

その株の間が2メートル以上あるので、くっつきようがありません。くっついていては作業になりません。

全員マスクをしての作業ですが、この日は更に雨がふってコロナ対策には最適な状況となりました。

草刈りが終ると【九州つなぎ隊】の大薗隊員が呼ぶので行ってみると、そこには見事な鳥の巣が、何が見事かって絵本に出てくるような・・・

元々鳥の巣を見て絵本などは書かれるわけですから当たり前ですね。(^-^;

なんだか絵本の世界に入ったような気持になったってことです。

卵が2個入っていたのですが、親鳥の姿はありません。きっと草刈りに驚いてどこかに避難していたのでしょうね。

無事育つことを願いながら、少しだけ元の環境に戻しておきました。

カッパを脱ぎながら帰り支度をしていると西村会長が来られて「ハイ、お土産」と西村会長が作ったきゅうりとナス、玉ねぎを隊員全員にプレゼント。

お礼を言って喜んでいると地元の方が車の中からひょいと袋に入ったトマトを差し出して「みんなで分けない」といただきました。

あら~と喜んでいると、その後ろから来られた地元の方が、今度はお花、ダリアを「みんなで分けない」といただきました。

その感じがとても自然で、それぞれの農家の方が自分で作られたものをおすそ分けしてくださっている感じで野菜やお花をいただいことはもちろんうれしいのですが、

その“つながり”、つながっている感じがとても心地よく感じました。

この“つながり”こそ、単なる事業などでは生まれない、出来ないものでそこには必要な時間があって、何かをしたからと急に出来るものではなく、ここに追いつくことは出来ないかけがえのないものだと思います。

野菜やお花もうちだけでは多い量だったので、今度はうちからご近所さんなどにおすそ分け。

お花を渡す時に湧き出る笑顔、それにふれる私もうれしくなります。

お花を渡す時に会えなかった方が私が家から出たタイミングで出て来られて「ありがとうございました。」と深々と頭を下げられました。

その時、その方の気持ちが波動のように私に伝わってくる様に感じました。

何でだろう~と考えたのですが、その日私たち夫婦が飯田地区にお手伝いに行くのに、朝早く家を出る時に、そこのご主人と会って挨拶を交わしたことを思い出しました。

多分、このお花がどういう経緯で自分の手元に届いたのかが想像できての言葉だったのかなと思ったところでした。

お金が介在しないままに野菜やお花のおすそ分けが広がって、この人のつながりが幸せや喜びをつないでいく。

それを肌で感じた日でした。

ことは出