「チューリップの球根堀」その2~日之影町中川地区~

とってもいい大型連休になりました。

幸せや喜びをあらためて噛みしめることができたように思います。

その多くは【九州つなぎ隊】の活動にありました。その2。

連休中に【九州つなぎ隊】の活動がもう一つ。

日之影町中川地区のチューリップ球根掘りのお手伝いでした。

【九州つなぎ隊】からは27名が参加し、総員約80名の方々での作業でした。

地元からは10名、それでも8世帯ですから全員集合です。

今回は日之影町役場が新家屋に引っ越しということで、役場関係者のお手伝いはありませんでしたが、何も困ることなく人も集まって作業をすることができました。

【九州つなぎ隊】でも春のチューリップの花を見て、手伝いたいと【九州つなぎ隊】に入って参加された方や家族で参加された方、2年間お仕事で県外に行かれた家族も4月に宮崎に帰ってきて早速の参加。

この中川地区のチューリップで色んな人がつながっています。

コロナ禍でも屋外でマスクをしての作業。

作業というのは基本的にくっついていてはできません。

風も吹いて絶好のコロナ禍での球根掘り日和でした。

作業をしながら笑い声が聞こえたり、作業をしながら知らない人同士の会話が始まったり、コロナ禍でも、コロナに負けない、そんな取組だなと今回気付かされました

宮崎大学の先生も来られていたのですが、この先生は作業に関わらず、瀧川会長の民宿に来られているようで、その先生が終わりの挨拶で「私はここに人間を取り戻しにきています。」と話されとても印象的でした。

中山間地域というと高齢化や過疎化などが話題になりますが、中川地区はチューリップで人をつなぎ、年間を通したチューリップの作業で参加した人の心を洗濯し、すごく大事なところになっていると思いました。

コロナ禍でそれが光った、それがはっきりしたように思います。

まさに中川地区、いや田舎の持つポテンシャルだと思います。

それを実証している取組だと思います。

ただ、潜在的な力ですから何もしないと表には出てきませんし、力にはなりません。

瀧川会長を中心に、チューリップをテーマに、潜在力が発揮される流れを創り出されているのだと思います。

【九州つなぎ隊】の活動の中でも人気のある活動です。

その理由もそこにあるのかもしれません。

隊員同士も近況を話したりと、とてもいい時間になっているのが伝わってきます。

コロナ禍でも人がつながり、心地よく暮らすことは出来るということ、そのためには何が大事なのかということそれを教えてくれる取組だなと思います。

ただ、しっかり考えないといけない、自ら行動しないといけないということも併せて伝えてくれています。

本当に素晴らしい中川地区です。

中川地区の皆さん、お世話になります、そしてありがとうございます。