毎年恒例の「チューリップの里」中川地区のチューリップの球根の植え付けに行ってきました。
3万5千個のチューリップの球根を田んぼに植えてきます。要領が悪いとスクワット状態になって次の日?太ももがバンバンに張って大変になる作業です。私たちはもう10年を越えてお手伝いしているので作業の要領もバッチリですし、慣れた隊員さんは道具も持参されます。本当に頼もしい。
ここの作業の良いところは、チューリップの球根を植える作業が目的なのですが、作業を始める前のあいさつに安全とかお礼とかの言葉がメインであるのですが、最後に「作業をしながら色んな人とお話しながら楽しんでください。」というのが自然についてきます。
私もご挨拶させていただいた時に「和やかに作業をしましょう。」と自然に言葉に出ました。作業の他にそういった一面もあります。年に3回、この植え付け、祭り、掘り起こしとお手伝いに来るのですが、こうやって年間で関わること、植え付けをすれば花が見たい、花を見ると来年もというこのサイクルがいいのだと思います。隊員さんもリピーターが多く、参加人数も多く安定しています。
地域の方々と隊員さんとの関係性もとてもよく、休憩中の地区の方と隊員さんとの会話の中の「こうやって〇〇さんに会えるのが楽しみなとよ。」という言葉が物語っていると思います。
また今回は役場が日之影町民にも防災無線を使ってボランティアの案内をしたらしく、日之影町内からもお手伝いの参加がありました。これまでは8世帯の地区住民さんの親戚や知り合いだけでしたが、今回はそうでない日之影町民の参加がありました。
これは私たちの狙いの一つでもあります。町外からお手伝いにきて“日之影町を盛り上げる”ための中川地区のチューリップの取組を応援しているのに、その日之影町に住む町民どうなのかという地元の方々の気付きが生れ、それが取組になっていく。
これを言葉にするのではなく背中で見せていく、活動で示していく、そしてこれからの時代に合った新しい仕組み、地域の形を一緒に創造していく、【九州つなぎ隊】の大事な目的の一つです。
チューリップの取組の瀧川会長のフェイスブックの投稿の文章がこのことを端的に表しています。
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お礼
恒例になっています中川地区のチューリップの球根植え付けを行いました。地区住民11名の中、総勢40名による作業でした。その中で九州つなき隊の皆様12名、地区にゆかりのある人等でした。特に今回は日之影町内の皆様の協力もあり、地元がその気にならないと地域起こしは出来ないと気づき始めたのが、成長の証だと思いました。皆様のご協力により、3万5千個の植え付け作業も午前中で終了しました。これからの中山間の生き方が少し芽生えて来た感じかした1日の作業でした。
ご協力いただいたすべての皆様本当にありがとうございました。
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本当に素晴らしい !(^^)!