中之又鎮守神社大祭(夜神楽)のお手伝い~宮崎県木城町~

木城町中之又地区の『中之又鎮守神社大祭』(夜神楽)のお手伝いに行ってきました。
朝から夕方までの活動の隊員さんと
夕方から翌朝終了までの隊員さんとのリレー方式での
お手伝いでした。
こういったスタイルでの参加も全く問題なく、自分の参加できる時間帯に参加するというのがいいと思います。

朝からの活動に参加された九州電力の社員のM尾さん、初めての神楽とあってちょっと不安げでしたが、そこは事務局の私たちがいます。大丈夫!
まずは、集合場所の中之又地区に来るのに離合できないような道路も通りますし、そこでまず不安になられたようでした。
初めてですから無理はないです。

合流して現場で活動をし始めると積極的に動かれていました。
中山間地域の活動では
「誰も指示をしないし、動かないからと文句も言われない」
など動くポイントを説明するといい感じで集落の方々と一緒に作業をされていました。
感触がつかめたのか、
「九電の社員にも言うんですけど、せっかく宮崎に来たのだから、
宮崎を体験する意味でもこの活動に参加するよう勧めています。
一人では絶対関われませんが、九州つなぎ隊なら事務局の方が
一緒なので安心して参加できますもんね。」
と話されていました。
まさにその通りなのです。ガイドが同行するようなものですからね。
こうやって神楽の準備から神楽本番へと移っていくのですが、
その途中でNHKのテレビのディレクター頑張って取材のために
やってきました。
私を知っているのですが、挨拶はするものの私に気付きません。
後で気付いて「あまりに溶け込んでおられるので気付きませんでした。」と言われていました。
とてもいいことです。(^_-)-☆

その後地元の方々と一緒に神楽の準備、運営をしていくのですが、
【九州つなぎ隊】になってから一皮むけた感じがします。
とても一体感があるのです。
それまでは県の“事業”だったのですが、
【九州つなぎ隊】の活動になってから“仕組み”に変わったように感じます。
そこにいて、そこで動いていて、とてもしっくりくるのです。
多分私が感じているということは、私一人では無理で集落の方々の方も何か感じておられるのではと思うのです。
うっかり抜けたことなども私たちに気軽に頼んでくださるし、会話そのものも当たり前の存在となっているのです。
神社の横を流れる川にキャンドルを並べて灯りでのお出迎えもするのですが、並べる段取り、火をつける段取り、片付ける段取り、誰からも指示されることなくスムーズにことが進みます。

10年前に始めた活動ですが、目指していたものにやっと近づいてきた感じがします。

去年の4月思い切って【九州つなぎ隊】を立ち上げて切り替えたのが良かったのだろうと思います。