宮崎市高岡町飯田地区 お米の収穫体験のお手伝い その2

毎年恒例の宮崎市高岡町飯田地区で【飯田地区農地、環境を守る会】主催の稲刈り体験がありました。
自分たちで植えた稲を手狩りと機械で刈り取る体験をします。
田植えも手植えと機械の両方を体験します。

ここの西村会長は体験を始める前に子どもたちに詳しく説明をされます。
それがとてもいいと思います。
農業体験となると作業が中心となって
「農業の大変さが分かりました」とか
「農家の皆さんが一生懸命作られていることが分かりました」
といった感想を良く耳にします。
私は西村会長と話をしていると農業がとても面白く魅力的な仕事に感じ、大変というのは分かるのですが、それが面白さとして伝わってきます。頭には「科学」とか「考える」というキーワードが浮かぶのです。

子どもたちも単なる体験や大変さ苦労だけでなく、こういったところも感じ取ってもらえるとうれしいなと思います。
そのためには農業経験のない保護者の方々にも感じ取ってもらいたい。
そして育てる喜び、育つ喜びも是非、肌で感覚として感じとって欲しいなと思います。

その一方で農業政策も色々あるようですが、農家の方々がこれからの米作りや田んぼの管理は大丈夫なのだろうかと心配されていました。
農家の高齢化も進みますし、後継者不足も深刻です。
こういった問題はじわじわとくるのですが、
ある時大変なことになるというのは、高齢者化で体験済みのことです。
これからの日本の安定した食料事情も含め、近年の災害の状況も考えたビジョンと計画が必要なのではないかと思います。

この日は稲刈りの後、婦人部と九州つなぎ隊で作った新米のおにぎりと豚汁を美味しく楽しくいただきました。
子どもたちにもいい思い出になったと思います。!(^^)!