チューリップ祭りのお手伝い ~日之影町中川地区~ その2

日之影町中川地区のチューリップ祭りのお手伝いに行ってきました。

中川地区のチューリップに関しては,九州つなぎ隊は、この祭りの運営、球根の掘り起こし、球根植えと年間を通してお手伝いしています。

今回は16名の参加で女性隊員は祭り会場のお手伝い、
男性隊員は交通整理と駐車場の整理です。
中川地区のチューリップ認知度が上がったのか
今回は出足も早く切れ目のなくお客さんが来られました。
天気もほどよく気持ちのいい風が吹いて、
桜や菜の花もキレイで背景の山々に映えました。

今回つくづく思いました。
「九州つなぎ隊の隊員さんはすごい!」
チームワークといい、個人の判断と動きといい、
気遣いといい、どれも素晴らしいものでした。
お客さんからの評価も高く、
祭り全体がとてもいい雰囲気に包まれました。

しかし、これが本来人の持つ力なのだと思います。
トレーニングも研修も指示もないのに
自然に心地よく安全にスムーズに出来てしまう。
九州つなぎ隊の仕組みが引き出す「力」なのです。

そんな九州つなぎ隊に会場に来られた方からうれしいコメントが届きました。

日向市の男性
・・・( ^ω^)・・・
やっぱり!来ましたね(日之影)
やっぱり来て仕舞いました!と言う私と、事務局のマキさんとの会話から始まったお祭り広場・・・
比叡山から矢筈、丹助と名だたる名峰に囲まれた中川地区は何と世帯数8戸、16名を派遣したという「九州つなぎ隊」の支援もあって、今年も素敵な「チューリップ祭り」を見せて頂きました。
特筆すべきは8戸の集落の素晴らしい取り組みと、決して前に出る事無くイベントを支えて頂いている「九州つなぎ隊」のスタッフの皆さんです。
・・・

宮崎市の女性
・・・( ^ω^)・・・
九州つなぎ隊、あらためて素晴らしい活動だなぁと思いました。
そして隊員みんなの心配りで、駐車場の待ち時間も気にならなかったこと、隊員さんたちの思いやりの一言が、会場全体のいい雰囲気を作ってるんだね。
すてきです。
九州つなぎ隊の皆様に感謝です。
・・・

中川地区の瀧川会長
・・・( ^ω^)・・・
中川地区の第14回チューリップ祭りも無事に終えることが出来ました。小さな集落で、このような事業が出来るのは多くの皆様の支えが有っての事です。本当に有難うございます、特に九州つなぎ隊の皆様には会場への入り口から駐車場まで、本当に多くの車(500台以上)を事故等もなく、熟されて本当にチームワークの素晴らしさに頭の下るおもいでした。
・・・
とても、とってもうれしいです。

この中川地区もそうですが、
最近活動をしながら九州つなぎ隊の新たな役割に気付きました。
それは『世代をつなぐ』ということです。
大きな社会の世代ということもあるのですが、
地域の中の『世代交代の伴走』ということです。

「後継者が育たない、いない」という声をよく聞きますが、
この原因に引き継ぐものの責任と不安というものもあるのだと思います。

中川地区にしてもそうです。
主力は高齢者の方々です。
次の世代は1人、その次は瀧川会長の息子さん。

といったように、引継ぎたくても一緒にやってくれる人がいないということと、自分だけでやれるかという不安です。

しかし、こうやって長年私たち九州つなぎ隊が
関わっているところではそんな声はありません。
集落そのものの存続というと話は別ですが、
多分引き継ぐ次の世代も私たちと一緒に活動しているからだと思います。
つまり、早くから仲間なのです。
だから、いざ引き継ぐとなった時に一緒に私たちが
いるわけですから、一人じゃないわけです。

中川地区の瀧川会長が倒れられて2年ほど関われない
時期がありました。
その際、瀧川会長から私に電話が入りました。
「頼むわね」と。
これはこういった緊急の短期的な場合もそうですが、
継続という意味での長期的なことでも言えることだなと
思いました。
当然、緊急という意味では災害時というのも
同じことが言えると思います。
まだまだ頑張らねばと思ったところでした。