人をつなぐ【九州つなぎ隊】を実感(≧◇≦)

新富町新田地区で住民が自ら気付き動き出した住民主体の『居場所づくり』始まっています。オープンに向けた片付けを【九州つなぎ隊】も地域の方々などと一緒に行いました。

西米良村、国富町、宮崎市から6名の隊員での活動でした。

高齢者の方が困っていることに新田地区の方々が気付き、新田地区の住民が集まり話し合いが始まりました。

その中で空き家の無償提供を申し出る方も出てきて、動員することもなく自ら片付けに参加する方々が自然に集まりました。

作業も誰が指示するわけでも仕切るわけでもなく、互いに声をかけ合いながら始まり進んでいきます。

【九州つなぎ隊】の隊員さんがすごいところは作業の手際の良さだけではありません。地元の人もそこに来ている人は全員が知り合いではありません。地元でない知り合いという人なども参加しています。そこを上手くつないで現場の一体感を創り出すのが【九州つなぎ隊】の隊員です。

これには本当に感心します。さりげなく、目立つこともなく、しなやかに、本当に素晴らしい動きです。

考えてみれば今回の空き家の片付けは、各地から集まる見知らぬボランティアが力を合わせて一緒に片付けの作業をする“被災地”での災害ボランティアの活動と同じ状況と環境なのです。

【九州つなぎ隊】が被災地で活動をする際、非常に要領のいい動きと人への配慮の素晴らしさには感心していました。

それは災害対応の特別な訓練でもなく、防災に特化した活動でもなく、こういった日頃の活動で培われているものなのだと改めて思ったところです。