「岩井川神楽のお手伝い」当日編その2~宮崎県日之影町大人地区~

日之影町大人地区の夜神楽のお手伝いに行ってきました。
今回の神楽では大きく三つ強く感じるものがありました。
一つ目は外部とのつながりです。
【九州つなぎ隊】とのつながりもそうなのですが、
その中でも今回も長崎県佐世保市五島列島の宇久島から
【九州つなぎ隊】の【宇久島ぎばるっ隊】7名+1名が
駆けつけてくれました。
昨年に続いて2回目です。
それも立派で新鮮な魚とともに、
刺身にたたき、あら煮の美味しかったこと。
そしてつながりが深まるのを強く感じます。
熱烈強烈ではないのですが、互いに違和感を感じていない、
とても心地いい時間が流れていました。
その魚を釣った宇久島の漁師さんも隊員として来られ、
三枚おろしの実演もあって、大人地区の方々が
それを動画で撮っておられたのが面白かったです。
最後の打ち上げでも
「来年はうどんは五島うどんにしたらどうだろう」
とか、宇久島にも神楽があるので
「神楽や物産でもつながりたい」
などの積極的な言葉が自然と飛び交っていました。
他にも福岡の方で大人神楽の公演をみたことがある
という若い二人が来られていました。
一番最初の舞入れ前の岩井川神社での神楽奉納から
最後までおられ、帰られる時に声をかけてくださり、
「自然と涙があふれてきました。」
と目をキラキラさせながら感想を伝えてくださいました。
今回は飛行機の機内誌の取材の方も来られていたのですが、
後片付けを私たちと一緒に一生懸命されている姿から
「大事なことが伝わったな」と感じました。
一人の方が
「私たちは、仕事、家族、プライベートの中で暮らしていますが、
ここにはもう一つ神楽というのがあります。
色んな事情が許せば移住したいと思いました。」
と感想を言われていました。
私たちの活動についても
「分かったように思います。」と。
言葉や映像では伝わらないものがあるですよね。

二つ目は神楽の舞手「奉仕者(ほしゃ)」のつながりです。
今回、大きな柱になるメンバーが家族の不幸があり
参加できませんでした。
さて、その穴は大丈夫かとつぶさに見ていたのですが、
見事な連携とOBの参加で何のそん色もなく
見事な神楽が舞われました。
地元の方が
「こういう時に若手が伸びるのよね」
と話されたのが印象的でした。

三つめが裏方の連携です。
地元婦人部を中心に運営されるのですが、
メインの夜ご飯、朝ご飯の段取り、
お客さんのおもてなしと途切れることなく続きます。
声を掛け合い、周りの動きを見ながら、
流れるように進んでいきます。
この感覚も経験としてとても大事だなと思います。
経験しないと分からない、言葉にできない
感覚的なものですが、この経験を重なるごとに
学ばせてもらっているなと思っています。
日之影町で唯一残っている夜神楽の大人神楽。
今後が楽しみです。

『「岩井川神楽のお手伝い」当日編その2~宮崎県日之影町大人地区~』へのコメント

  1. 名前:坂本一護 投稿日:2020/01/30(木) 20:33:35 ID:74c61eabc 返信 編集

    一護です。インフルエンザ治りました。4月にまたきます。よろしくお願いします❗️

    • 初鹿野聡 名前:初鹿野聡 投稿日:2020/01/31(金) 21:11:26 ID:0ca86c38b 返信 編集

      がお~!(^^)!

  2. 初鹿野聡 名前:初鹿野聡 投稿日:2020/01/31(金) 21:10:39 ID:0ca86c38b 返信 編集

    一護、待ってるぞ=!元気な姿をおじちゃんに見せてくれ-!!!!!! よかった。ありがとう。