大分県で初活動 !(^^)! 

九州つなぎ隊 IN 大分県は、九重町でのポイントボランティアでした。
九州つなぎ隊では、地域の活動などをお手伝いするボランティアの活動と依頼者に収益が発生する場合に行うポイントボランティアの活動があります。

今回は、新富町のシンビジウム農家の長友さんから依頼があり、ポイントボランティアの活動を行いました。新富町のハウスにあるシンビジウムの鉢を避暑のため標高の高い地域に移す作業で、「山あげ」と言います。

新富町では、昔は十数戸の農家さんがされていてその頃は、えびの市や西米良村、東米良などに山あげされていたそうです。
しかし、山あげもえびの市などでは気温が高いということで、更に標高の高いところにということで、今回活動した大分県の九重町になったそうです。最近では高齢化が進んだこともあり、シンビジウム農家も数戸になったそうです。

高齢化と気温の上昇というと全く関係ないようにありますが、新富町から2時間位で行けるところに山あげするのと4時間半かかる九重町にするのとでは、必要な体力が違います。
気温が上がったことで標高の高いところとなった結果、高齢化というのが響いてくる。
また、遠距離ということで、山あげを手伝ってくれる人の負担も増えることから人手の確保ができない。
長友さんも年齢を重ねていくと、手伝いをお願いしている仲間も当然年をとります。
すると、それぞれ仕事内容が責任あるものになって、時間が取れなくなる、しかし、若い人は人数が少なく頼める人がいないという担い手不足。
これらが絡んでシンビジウム農家をやめていく。
まるで、これからの社会の縮図を見るようです。
長友さんは、昨年九州つなぎ隊がポイントボランティアを始めて宮崎日日新聞さんに取り上げてもらった新富町のピーマン農家さんの新聞記事を読み、日之影町中川地区のチューリップ祭りに家族で行った時に、九州つなぎ隊の活動を目の当たりにして相談してみようと思ったそうです。

私は、この情報をキャッチして、判断し、電話するという行動を起こし、依頼を決めて今回につなげた、ここは長友さんの素晴らしいところだと思います。
考えるまではするのですが、決める、行動するというのに躊躇したり、
「まあ、今回は」とか「もう少し考えてから」とか、何の根拠もない
先延ばししたりする人が多いこと。
これからの高齢化、少子化、担い手不足ここからくる人口減少の時代は、こういった先延ばしの甘さに、とてもシビア時代だと考えています。
長友さんの動きは、これからの時代を生きる青年としてはとても大切な部分を持っていると思います。

山あげ、前日から九重町に入り、新富町で合流して車の中でパーティーをして到着して小宴会をして就寝。
朝は5時には起きて、午前6時から作業開始。
途中トン汁とおにぎりで朝ご飯を済ませ、今回は10時半には終了しました。

「早いですね!」とトラックの運転手も長友さんも
感心していました。

基本的に九州つなぎ隊の隊員は基本がボランティアですから、人のお役に立つことに喜びを感じます。
面倒がったり、よだきがるということはありません。
積極的に動きますし、気が利きます、結果早く終わるという当たり前と言えば当たり前の話です。

全て終わって、みんなで温泉タ~イム♪
お昼も一緒に食べて、午後4時には新富町に帰ってきました。

今回の活動も初めて体験で、新しいことを知り、体験したことで、私の一次情報化されていきます。ここが大事なのです。
今の社会、二次情報、三次情報はあふれていて、それで情報には困らないので、あえて自分で体験して一次情報を持とうとする人が少ないと感じています。
情報化の時代だからこそ、一次情報を持つことが差別化につながっていくと感じています。