見立地区も頑張って“紅葉祭り”

11月12日の【九州つなぎ隊】は、宮崎県西臼杵郡日之影町見立地区の“見立紅葉祭り”のお手伝いでした。

日之影町の北端で大分県との県境の地区で、鉱山で栄えたこの地区は、閉山後は人口が減り続け、現在は高齢化も進み厳しい現実に直面しています。

それでも頑張って地区の皆さんが力を合わせて、毎年この時期に紅葉祭りを行っています。

私たちも毎年お手伝いに来ているのですが、今回は名物DJのSさんが体調を崩されたので、その代役は私がやらせていただいて、餅つきやふるまいの手伝い、最後の片付けなどでした。

餅を丸めながら、この前日の5世帯の桂地区の祭りの話をしていると「5世帯でも頑張ってる集落があるんちゃね~、私たちも頑張らんといかんね。」と話されていたのが印象的でした。

確かに祭りに参加できる婦人部の数も減り、今回は3人。無理はいけませんが、それでも祭りなどを通じて地域のつながりだけはしっかりやっておかないとと確認をしたりしたところでした。

高齢化と担い手不足、少子化そして人口減少が、いよいよ現象として表れてきました。忍び寄るこの波に言葉だけでなく、しっかり向き合って新たな仕組みづくりなど具体的に取組んでいきたいものです。

前日の諸塚村立岩の桂地区から、朝早いうちに峠を越えて移動して

見立紅葉祭りの会場に着いたら、早速餅つきと餅まるめから始まって、最後の片付けまでお手伝いです。